VMware/VCSAのデプロイ
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vCenter Server Appliance (VCSA)をESXiホスト上にデプロイする具体的な手順を、ウィザードの流れに沿って解説します。このプロセスは、2つのステージに分かれています。
ステージ1:VCSAのデプロイ
このステージでは、VCSAのOVAファイルをESXiホストにデプロイし、基本的なネットワーク設定を行います。
- インストーラの起動: VMwareのウェブサイトからダウンロードしたVCSAインストーラ(ISOファイル)をPCでマウントし、「
vcsa-ui-installer」フォルダ内のOSに応じたインストーラ(例:win32フォルダ内のinstaller.exe)を実行します。
- デプロイウィザードの開始: インストーラの画面が表示されたら、「インストール」を選択します。
- ライセンス同意: ライセンス条項を確認し、同意します。
- デプロイ先の設定: デプロイ先のESXiホストのIPアドレスまたはホスト名、rootユーザー名、パスワードを入力します。
- VCSAの仮想マシン名とパスワードの設定: 新しく作成されるVCSAの仮想マシン名を指定し、OSのrootユーザーパスワードを設定します。
- デプロイサイズの選択: 構築する環境の規模に応じて、VCSAのデプロイサイズを選択します。これは、割り当てられるCPU、メモリ、ディスクサイズに影響します(例:
Tiny、Smallなど)。
- データストアの選択: VCSAの仮想マシンファイルを保存するデータストア(ESXiホストのローカルストレージなど)を選択します。
- ネットワーク設定: VCSAのIPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ、DNSサーバー、ホスト名などを設定します。この情報は、後からvCenter Serverにアクセスするために必要です。
- デプロイの最終確認: ここまでの設定内容を確認し、「完了」をクリックしてデプロイを開始します。デプロイが完了すると、VCSAの仮想マシンがESXiホスト上で起動します。
ステージ2:VCSAの初期設定
VCSAの仮想マシンが起動したら、初期設定を行い、vCenter Serverとして使用できるようにします。
- 設定ウィザードの開始: ステージ1のデプロイ完了画面に表示されるURL、またはVCSAのIPアドレスにWebブラウザでアクセスし、「設定」をクリックします。
- 時刻同期: VCSAとESXiホストの時刻を同期させます。NTPサーバーを使用するのが一般的です。
- SSO(Single Sign-On)ドメインの設定: vCenter Serverの管理に使う新しいSSOドメインを作成し、パスワードを設定します。このドメインは、vSphere環境の認証情報(ユーザー名とパスワード)を管理するためのものです。
- 設定の最終確認: ここまでの設定内容を確認し、「完了」をクリックして設定を開始します。
以上の2つのステージを経て、vCenter Serverのデプロイと初期設定が完了します。この後は、WebブラウザでvCenter Serverにアクセスし、ESXiホストやストレージ、ネットワークなどの管理・設定に進むことができます。
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